学資保険の代わりに米ドル建て終身保険は使える?

学資保険は子供の養育費にかかる費用の貯蓄を目的として広く利用されていますが、最近、学資保険に代わるものとして終身保険が注目を集めています。注目を集めているのは終身保険の中でも低解約返戻金型と呼ばれるタイプで、大きな特徴として契約中における解約返戻金は減額されるものの満期時おいては高い利率で返金が行われることがあります。

低解約返戻金型終身保険は国内でも様々な商品がありますが、保険会社によっては米ドル建ての商品を用意しているところがあります。内容に関しては各保険会社によって違いがあるものの1例を上げれば、30歳男性で保険金額250,000ドル(3,000万円)保険料払込期間60歳では、月払保険料322.50ドル(38,700円)で返戻金が119.2%となっており、ここでの数字は1ドル120円で換算した数字となります。より小さい保険金額でかけることができる米ドル建て終身保険もあり、選択においては内容をよく確認した上で選ぶことが大切になります。

米ドル建て終身保険の仕組みは、基本的には円建て終身保険と同様な内容であるために学資保険にも活用できます。概ね、円建て終身保険の予定利率が1.0~1.5%程度となっているのに対し、最も高い米ドル建て終身保険では3.2%となっており加入者にとっては有利な商品となります。

米ドル建て終身保険を学資保険の代わりに利用する場合に最も注意する点としては為替リスクがあります。まず、月払いであれば円高になれば保険料は安くなり、反面、円安になれば保険料は高くなります。為替レートは死亡保険金や解約返戻金にも同様に影響することになり、総合的に判断をすることが重要になります。因みに死亡保険金や解約返戻金は米ドル、円どちらでも受け取ることができ、機動的に学資保険に利用する場合には不向きとなるものの、仮に円高であれば米ドルで受取ることも方法の1つになります。
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